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220系クラウンパトカー 交通機動隊仕様現る!

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 モデルチェンジやSUV化の噂で話題のクラウンですが、現行型220系はパトカーとしては導入が始まったばかりです。全国的に先に屋根上の昇降機付きのパトロール仕様が先に導入され、後に昇降機無しの交通取り締まり用の仕様が導入される流れとなっています。

昇降機付き仕様はコチラ↓

 先代とは異なり、どちらの仕様も車両本体の見た目は大差なく、搭載されるエンジンも同一ですので新鮮味は無いかもしれませんが、導入直前の交通仕様220系クラウンパトカーを捉えました。

 外観は市販車で言う「RS」グレードに相当する仕様となっています。ただしシーケンシャルウィンカー(流れるウィンカー)は装備されない仕様となっています。ドアミラーはブラックとなっており、この辺りの構成も昇降機付き仕様と同じですね。

 続いてリア。4本出しのマフラーがスポーティーな印象となっていますね。以前紹介した4WDの2.5HVモデルのパトカーでは、HVエンブレムなど市販車に準ずるエンブレムが装着されていましたが、今回の2.0Lターボモデルでは左側の「CROWN」エンブレムのみとなっています。

 昇降機無しなのでスッキリしています。本車両は「石川県警察」といったマーキングも既に施されており、納車間近と思われます。また、スタッドレスタイヤが装着されている為、社外ホイールとなっていますが、本来は130系マークX用の16インチアルミホイールが標準装着されます。

 続いてパトカー専用の装備を見ていきましょう。ルームミラーは上下二段となっていますね。また助手席側ドアミラーにはナビミラーが装着されています。

 こちらも昇降機付きの車両と同じく旭日章はボンネット上に配置され、フロントグリルのクラウンエンブレムは市販車同様となっています。なお、市販車とは異なり「RS」エンブレムは装着されない為、台座部分のみグリルに残った状態となっています。

 既に「POLICE」マーキングが入っていますが、クリアランスソナー部分は切り抜かれており、「O」と「C」の部分に黒い点が見えるかと思います。クリアランスソナーが標準装着となったのも歴代クラウンパトカーとの違いとなります。

 一時期はトランク容量などの問題からパトカー採用が見送られると言われた220系クラウンですが、やはりクラウンはパトカーになるものです。(笑)交通仕様では先代210系アスリートが3.5Lで300psオーバーだった為に2.0Lターボでは力不足な気もしますが、これも実際に投入されてみないと何とも言えない話だと思います。何かと今後が読めない現行型クラウンですが、パトカーとしては間もなく役者が揃うところです。

先代210系クラウンアスリート覆面の解説はコチラから↓

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