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大型免許一発試験体験記【本免許編】

投稿日:2023年11月17日 更新日:

練習10時間

 人によるとは思いますが、10時間も乗ればそれなりに慣れるとは思います。細かく書いても面白くないのでいくつか気付いた点、指摘された点を書きます。

・方向転換や縦列駐車、ミラーばかり見るのではなく目視も併用すべき

・左の白線踏みがち

・右左折の徐行は徹底

・車線幅に余裕がなく既に左右ギリギリの時は右折時の右寄せ指示器は不要

・路端駐車の際は消火栓に注意

・制動距離を考慮した位置で交差点左右確認

といったところでしょうか。

試験1回目

 路上試験1回目は受験者1人のみ。ですが指定教習所卒の人たちが普段より多く、やたら混雑しています。そして深視力に苦戦してしまい再検査に再検査を重ね3回目でなんとかパス。そして試験前になると試験が出てきて車を発着点に付けます。ちなみにこの方はこの試験場で一番厳しい方です…

 そんなこんなで名前を呼ばれ、発着点に降りていきます。この試験場では場内課題を先に行い、そこで点数が残っていれば路上試験に進むという形が取られています。周囲を確認して乗り込み、いつも通りスタートしていきます。この日の課題は縦列駐車でした。厳しい試験官に当たったことに動揺したのか縦列の区画がもう一本奥だと勘違いしていて通り過ぎそうになり補助ブレーキ…。とは言ってもコレは採点対象外なので一応問題ないです(絶対印象悪いけど)。そしていつも通りに下がっていき、少し入り方が浅い状態で右にハンドルを切り始めてしまった為、戻して真っすぐにして少し下がりもう一回全切りして収めました。結構きわどく、試験官が一度降りて枠内に収まっているか確認していました。OKだったようです。そのまま発着点にもどり、路上試験に進むことを告げられます。一度後部座席に乗り、スタート地点までは試験官が運転します。

 試験官の運転で試験場の敷地を出てすぐ左に寄せて駐車。ここで再び周囲を確認してから乗り込みます。ここからは試験官からルートの指示があり、それに従って走る形になります。とりあえずは問題なく走れているような気がします(たぶん気がするだけ)。そして太い橋の真ん中を超えて下るときに排気ブレーキを使ったところ、「排気ブレーキ使う状況じゃないでしょう」とお言葉が…。そして歩道の無い場所の左折。左側の白線より向こう側は路側帯という扱いになり、進入してはいけません。白線がかすれていることもあり、微妙な感じで通過、踏んだかな?そこからしばらく走ったところで試験官のペンが動きました。一項目じゃなさそうです。まとめて書くタイプかよ。その後もとりあえず普通に走り、大通りからの左折でやや減速が遅れて曲がりながらシフトダウンするような形に…これはダメだわ。

 最後は「駐車可能な場所で停めてください」という指示があり、停車措置を行い降車します。場内の発着点とは異なり結構交通量もあるので慎重に、何台か後続車をやり過ごしてから降りました。そのまま試験官が運転席に乗り込み試験場の発着点に停車。仮免許とは異なり、車内で結果を告げる方式では無いようです。上の待合室で待っているように指示されました。

 結果は不合格。不合格理由としては右左折時の徐行が出来ていない、左折時に路側帯に進入した、一時停止や赤信号時の減速が遅い。といったものでした。これらの項目は試験中止でこそないものの、結構点数の大きな項目です。しかし、あそこの左折地味にキツいんよなぁと思いつつ次回の予約をして帰宅。

試験2回目

 今回は深視力2回目でパス。前回の試験官が学科試験の会場に入って行き安心した後、すぐに試験が始まりました。今回の試験官は見たことの無い方でした。場内課題は右バックの方向転換でした。念には念をということで、折角右バックですし窓を開けて確認しつつ右後輪を寄せていきます。左リアのケツも確認しつつゆっくりバック。ちょうど真ん中あたりに収まりましたので出るのも特に問題なくクリア。

 前回と同じ流れで後部座席に乗り込み、試験官の運転でスタート地点へ。いつも通りに走り、狭い右折レーンに入ります。前回のコースでは通らなかった交差点です。やや左の白線を踏んだ状態で先頭にて信号待ち。右側も結構ギリだしアウト判定じゃないよな?とヒヤヒヤしつつ…。そして発進、右折。狭くは無いものの、信号の無い横断歩道が多くある生活道路を通過、またまた狭い右折レーンに入ります。今度は左こそギリギリアスファルトも見えるが右の白線がかすれており、微妙に踏んでるような…、逆走判定にならないことを祈りつつ信号待ち。前回徐行が出来ていなかった交差点もゆっくり左折してクリア。とりあえず試験官のペンが動くことなく終了しました。

 結果は合格。問題は無く安心感のある運転でしたと。しかし1回だけ信号待ちで前の車と極端に車間を開けていたのが気になったとのこと。すぐ横の右車線に4t車が居てミラーを当てるのが怖かったと正直に言ってみました。

免許交付

 午前中の試験で合格しましたが、交付は午後一番になるとのことで、周辺の解体屋で愛車の部品を探したり、路上練習を行った研修所の方にお礼を言いに行ったりして時間を潰しました。午後一番に呼ばれて写真撮影を済ませて新しい免許証を受け取り完了です。なお、即日免許発行となるのは準中型限定無し以上を所持している場合のみで、5t限定以下の場合は取得時講習が必要となるようです。

まとめ

 総額10万円以下ということで、指定教習所の3分の1未満で収まった計算になります。これだけ聞くと絶対一発試験だろ、と思われるかもしれませんが試験実施日は平日のみ、そして路上練習の有効期限は3ヵ月のみと、特に試験予約の取りにくい都会では茨の道かと思われます。これから挑戦される方、全力で応援致しますが、それなりの覚悟を持って臨みましょう。

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