2020年8月に発表されたランドクルーザープラドの一部改良と同時に追加された特別仕様車“BLACK EDITION”の現車を見ていこうと思います。この車両は2.8Lディーゼル車の5人乗り仕様となっています。オプションのルーフレールが装着されている為、特別仕様の専用ルーフレールは紹介出来ません。予めご了承ください。
フロント編
ブラック塗装のグリルや漆黒メッキのガーニッシュが印象的です。より細かく見ていきましょう。
専用の黒いフォグランプベゼルが装着されています。六角形のメッシュのようなデザインになっていますが穴は抜けていません。標準のバンパーに嵌め込む(被せる)ような造りになっていると思われます。
フロントグリルに関しては縦棒の真ん中が艶ありのブラック塗装となり、縦棒の端部の及びグリルの外周が漆黒メッキとなっています。真っ黒という訳ではなくスモークメッキのようになっており、ややブロンズっぽくも見えました。
ホイール編
専用の18インチホイールが装着されています。デザインとしては国内仕様中期型の上級グレードに装着されていた物となります。今回のホイールは専用の艶ありブラック塗装となっています。尚、輸入車などのブラック塗装ホイールではナットもブラックとなっている場合が多いですがプラドでは通常と同様のナットが採用されている模様です。
ドアミラー編
今回の特別装備であるブラック塗装のドアミラーです。艶ありのブラック塗装にて仕上げられています。
リア編
リアまわりの特別装備としてはバックドアガーニッシュのみとなります。フロントに比べるとインパクトは弱いですが、より引き締まって見えます。
番外編
通常のTX Lパッケージでは2.8Lディーゼル車がクロームメッキ、2.7Lガソリン車がブラックとなっているウィンドウ下部のモールですが、特別仕様車では搭載エンジンによらずブラックで統一されています。艶消しの黒いモールの為、特別感は薄いです。折角なら艶ありのブラックにした方が良かったのでは?と思います。
内装編
センタークラスター及びカップホルダー部分がブラック塗装となっています。見た目はカッコイイですが指紋が目立つような気もしますね、、、
加えてセンターコンソールのエンド部分も専用のブラック塗装となっています。
標準のTX Lパッケージでは木目調となるオーナメントパネル部分がシルバーとなっています。好みの別れる部分かと思われますが、安っぽい印象は受けませんでした。センタークラスター部分がブラックとなる代わりにアクセントになっています。
最後に
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。登場から11年が経過し、完成形となった150系プラド。上手く纏まった特別仕様車だと思います。国内外問わず圧倒的な人気を誇り、安定したリセールバリューを実現する車としても有名です。是非この機会に購入してみては?
トヨタ公式プラド