アオシマから実に数年ぶりの再販となった、30後期セルシオのノーマルモデルを見ていこうと思います。かつてVIPカーの王様的な立ち位置で一世を風靡した30後期セルシオ、間もなく登場から20年が経過しますが、その人気は衰えることなく今や相場も徐々に上昇しています。
箱絵はパールホワイトですね。ノーマルですが低く感じます、そういや当時のカタログでも結構低めの画像になっていました。
箱を開けてみましょう
コチラはボディです。30セルシオでは前後ボディとサイドのモール下のパネルが別体になっています。アオシマは30前期セルシオも製品化していますが、金型のコマ替えでは無く完全に別のようですね。前期はトランク開閉のギミックがありました。
サイドのドアハンドルも別体です。ゼロクラウンのキットなんかだと一体成型ですが、コチラのほうがリアルですよね。あとはサンルーフが裏に溝が入っていて選択式になっている点でしょうか。そのままサンルーフ無し仕様で組もうとするとヒケが目立つんですよね、開口するにも割れやすいですし、隙間が出来ないように結構気を遣った記憶があります。
クリアパーツはクリアのモノとスモークの2種類が入っています。一応スモークの方はサンルーフ部分だけ使えという説明なのでほぼオマケパーツ状態(笑)簡単に怖い先輩のフルスモーク仕様で作れますね
テールランプはレッド成形のモノが入っています。ウィンカーとバックのクリア部分は別になっているので、塗装不要で組めます。スモークの方にも付いていますのでお好みでスモークテールにもできます。
メッキパーツです。ドアハンドルやリアのナンバープレート上部のガーニッシュなんかもメッキなのはポイント高いですね。マフラーは出口以外メッキじゃないほうがリアルなような…笑
フロントバンパーはこんな感じ。レーダークルーズ仕様を作りたい方は頑張って穴開けてください。
サイドのパネルですね。特に変わった点もありませんが、ノーマル仕様が逆に新鮮ですね。
ホイールは後期C仕様&A仕様純正の17インチ。日本仕様(というかセルシオ)ではメッキ仕様は無かったのでコレで正解って所でしょうか。世間的にはeRの18インチが人気ですねぇ~
お次は内装!
30セルシオの内装、流石にマルチ周りは時代を感じますが、今見ても高級感ありますよね。今回はグレーの成形色となっています。
インパネはグローブボックス2段、シフトパターンはシーケンシャル無しと完全に前期ですね(´・ω・`)
こんなところで価格上がっても困るので拘る方はご自身で、って感じでしょうか。
足回りはお馴染みの車高&キャンバー調整可能なシャーシ。クラウンシリーズにも流用されていますが、元はと言えば30セルシオのキットからですからね。相変わらず何故かドリルドローターです(笑)
今回は窓枠用のマスキングシールも付属しています。フロント&リアに加えてリアの三角窓部分も付属します。
お次はデカールです。足立8008というセルシオらしいナンバーがツボです。20後期の再販キットなんかに入っていたメタル調のエンブレムは入っていません。
メーターは赤針の前期(´・ω・`)
久々の再販となったアオシマのノーマル30後期セルシオを紹介しました。やっぱりセルシオは良いですね。セルシオの価値が見直され始め、中古車相場も上昇し始めた今だからこそ組みたいキットではないでしょうか?
~セルシオを超えるのはセルシオだけ~