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新型ハイラックス登場【実車観察】

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先日、マイナーチェンジしたハイラックスの実車について紹介していきます。展示車両は上級グレードである「Z」、ボディカラーはオキサイドブロンズメタリック(6X1)となります。

新型ハイラックスフロント

六角形のグリルが目立ちますね。メッキの枠の内側は艶ありのブラック塗装、下側は艶消しのブラックとなっています。

ヘッドライト消灯時

 面積の小さくなったフォグランプはより存在感が薄くなりました。また、クリアランスソナーのセンサーが追加されています。

ヘッドライト点灯時

 続いてヘッドライト点灯時の様子です。外側のプロジェクター部分は今回新たに採用されたBi-Beam LEDとなっており、1つの光源でハイビームとロービームを兼用しています。内側の部分がポジションとなっています。ヘッドライトの大きさに対して単眼のプロジェクターは違和感も感じられますが、切れ長のデザインの為、そう見えてしまうようです。正面からみると意外に自然です。

 尚、フォグランプは全グレードでLEDが採用されています。

ヘッドライト

 ヘッドライトのサイド部分には「HILUX」の文字が入っています。また、ライン状の部分がウィンカーとして発光します。

サイド

 サイドは特に大きな変更は有りません。相変わらず「長い」という印象です。(車台番号丸見えの為加工してます)

ホイール

このZグレードに装備される17インチのホイールはデザインが変更され、グレーメタリックの塗装となっています。

リア

 リアの変更点としてはZグレードのみテールランプが変更された点が挙げられます。現行プラドに似せたような「コ」の字を2個重ねたようなデザインです。また、バックソナーのセンサーがバンパーに追加されています。メッキに対して黒のセンサーなので目立つような印象もありますね。

テールランプ
リアフォグ

 テールランプは外周部がスモールで点灯、上段がブレーキ、下段がウィンカー、最下部が左はバックランプ、右がリアフォグとなっています。外側の三角形の部分はリフレクターとなっています。

メーター

 メーターは今回のマイナーチェンジで全グレードで共通となり(照度コントロール機能を除く)、青基調のデザインからシルバー基調へと変更されました。シンプルさと上質感を兼ね備えていて見やすいですね。

 今回新たに追加されたアイドリングストップ機能は「A OFF」のボタンにてオフにすることも可能です。

エンジンルーム

 エンジンルームはインタークーラーが空冷式から水冷式に変更され、エンジン上部に配置された為、大きく印象が変わっています。奥に見える銀色の部分が今回変更されたインタークーラーです。

 以上、マイナーチェンジされた新型ハイラックスの紹介でした。派手に変更された訳ではありませんが、着実なアップデートが行われていると言えますね。最後まで読んでいただき、ありがとうがざいます。

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