そろそろ替えなきゃな…と思いながらもタイミングを逃し続け、前回交換から5年5万キロを走破してしまったバッテリー。上がることは一度もありませんでしたが、寒冷地ということもあり、流石に精神衛生上よろしくないので重い腰を上げて新調しようと思います。
バッテリー選び
ゼロクラウンの純正装着バッテリー(非寒冷地仕様)は55D23Lとなっており、交換前に装着されていたのは75D23L。バッテリー規格は様々なモノがありますが、ざっくり説明すると先頭の数字が性能、23の部分がサイズ、Lは端子の左右を示しています。なお、18クラウンの場合は寒冷地仕様だと26サイズとなっているようです。必ず現車で現在装着されているバッテリーを確認することをオススメします。
次に新たに購入するバッテリーを探します。最低でも現在装着されているモノより容量が大きく価格も手頃だったのでBOSCH Hightec Premium を選択しました。有名なものですとパナソニックのカオスなどがありますが流石に高価ですので… 115D23Lですので十分な容量かと思います。
交換作業
バッテリー交換はエンジンを停止した状態で行うのがセオリ―、もっと言うと一部の車種では交換後にテスターでのリセットが必要だったり、DIYでバッテリー交換した場合の故障事例が多数上がっていたりと、近年の車ではバッテリー交換も一筋縄では行かないケースが多々あります。よくお調べになった上で自己責任にて行ってください。
先ほどエンジンを停止して行うと書きましたが、このやり方ですと各種車両側の設定がリセットされてしまい、これを解決するにはバックアップ電源装置を使用すれば良いのですが持ち合わせていないので(特に高価でも無いんだから買えよ)、荒業ですがエンジンを掛けた状態で交換作業していきます。
まずはバッテリーを固定している金具を外していきます。コレはバッテリーを挟むことで固定されており、場合によっては下に落ちてしまうこともあるので注意が必要です。
エンジンを掛けた状態でバッテリーの端子をマイナス側から外していきます。左右の黒いカバーを浮かせると端子が見えます。
基本的に国産車の場合ボディ全体がアースとなっており、車両側から伸びているプラス側の端子がボディの金属部分に接触するとショートしてしまいます。私は適当なモノが無かったので作業用の厚手の靴下を被せています。このようにボディ部分と接触しないように対処しておきましょう。
今回のサイズですと結構重いのですが、取っ手部分を掴んで引き上げるとバッテリーが外れます。外すとバッテリー本体に黒いカバーが被せられているような状態になっていますので外しておきます。
そして外したカバーを新しいバッテリーの方に被せ、逆の手順で戻せば作業完了となります。私の場合は色々と諦めているのでエンジンルームのカバー上で作業していますがオススメはしません笑。
交換後
交換前にはエンジン停止後数時間置くと12.3V付近にまで電圧が落ちており、始動時も重苦しい感じでしたが、交換後は随分掛かりが良くなりました。ある程度以上年数が経つと今は問題に感じなくても、いつ上がってもおかしくないような状態になっているケースは多いかと思われます。量販店などでこのクラスのバッテリーを購入して交換作業を依頼すると最低でも3万円台後半は掛かってくるかと思いますので、ある程度自信がある方はこのように購入されてトライされてはいかがでしょうか。それでは!