ゼロクラウンではそれなりの確率で発生するエアコンのドレン詰まり問題。車や家のエアコンを使うと外に水が出ているかと思いますが、アレを排出するドレン部分が詰まってしまうという、単純なようで非常に厄介な問題です。
正常な状態はどうなのか?
正常な状態と書きましたが、18クラウンの場合ATミッションの真上にエアコンのドレンが位置するという構造になっています。このことから正常な状態であれば、排出された水はATミッション上に落下したのち、両脇に垂れるというような状態が正常となります。幅で言うと車両中央部分で2つの間隔は約40cmほど、前後方向でいうとドアミラー後端の延長線上といったところです。
なぜこんな書き方をするのかというと、中古購入の場合に限ってですが、購入時より様子のおかしい状態になったまま気付かず、エライことになっているケースが散見されるからです。ある程度吸音材・遮音材が充実している車種ですので、なんとなく窓が曇りやすいと思っているもフロアの濡れに気付かないケースは多々あります…
解消方法
私は番線を曲げてドレン部分に届くようにした上で何とかゴミを取り除きました。直接の目視が困難な位置であるため、スマホをAT脇から差し込んで、カメラにて動画撮影を行いながら手探りで行うといずれ分かるような感じです。前後方向としてはドアミラー後端あたりです。
その後
根本解決にはなっていないような解消方法ではありますが、その後1年は少なくとも詰まりは発生しておらず、年一回以上はエアブローして予防しているというような状態です。200系以降のクラウンなどではドレン詰まり問題は聞かなくなりましたので、変更されているのでしょうか?中々自分の車以外のエアコンドレンを観察する機会には恵まれませんので(笑)。ネット上の記事を漁るとドレンホースを別でもう一本追加しているような方もいらっしゃいますが、そのような加工の自信が無いので放置しております。とにかくこの車種では多く見られるトラブルですので、セルフ冠水車になる前に確認してみることをオススメ致します。最後まで読んでいただきありがとうございました。