クルマ ニュース クルマ 解説シリーズ

220系クラウンパトカー現る!

投稿日:2021年9月13日 更新日:

市販車としては登場から早3年が経過した220系クラウン。

遂に警察車両としても納入が始まりました。

↓昇降機なしの交通機動隊&高速隊仕様はコチラ!!!

これまでの白黒クラウンと異なり、フロントグリル内の王冠エンブレムはそのまま、旭日章はボンネットに装着されています。また、ドアミラーは黒色の塗装が施されています。

なんだかんだ白黒がサマになるのがクラウン。

今回撮影出来たのは2500ccHVの4WDモデル。

所謂「警らパトカー」となります。

前世代である210系では警ら仕様が2500ccガソリン車、交通取り締まり仕様が3500ccガソリン車となっていましたが、220系では2000ccターボ車を除いて純ガソリン車の設定は消滅、しかし2000ccターボ車に4WD仕様の設定はありませんので、4WD仕様も用意する必要性のある警ら仕様ではクラウンパトカー史上初のハイブリッド車が採用されました。

ちなみに先代210系クラウン覆面パトカーの見分け方はコチラ↓

【210系クラウンアスリート】覆面パトカー見分け方マニュアル

後部で印象的なのは4本出しのマフラーとハイブリッド仕様を示すヒートブルーのエンブレム。

加えて四輪駆動を示す「Four」のエンブレムも確認できます。210系までの場合、市販車の4WD車には「i-four」のエンブレムが装着されていましたが、パトカーではグレードエンブレムと共に非装着となっていました。しかし今回は市販車と同様のエンブレムが装着されています。

左側に「CROWN」、右側のグレードエンブレムは非装着、という構成は210系と変わりません。220系の場合は市販車でも「G」、「S」グレードの場合はグレードエンブレムが装着されませんが、警らパトカーが外観上「RS」に相当しますので一応省略されているという形になるのでしょうか?

一時期はトランク容量の規定から、パトカー採用が見送られるとも言われた220系クラウン。しかし測定方法の改定などから結局採用され、全国的にその数を増やすであろう国費導入のパトカーとなりました。今後、交機仕様や覆面パトカーもその姿を現すと思われます。

-クルマ ニュース, クルマ 解説シリーズ
-, ,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

210系クラウンアスリート 前期後期見分け方徹底解説

クラウンシリーズとしては14代目にあたるS21#系のスポーティーバージョンであるアスリートについて前期モデル(2012~2015.10.01)と後期モデル(2015.10.01~2018)の見分け方を …

クラウンスポーツ

【新型】クラウンスポーツを見てきました

 10月6日に発表、11月に発売予定の新型クラウンスポーツの実車を見て参りました。去年7月に4種類の新型クラウンが発表され、去年中にクロスオーバーが発売されましたが、ようやく2種類目か、という印象も否 …

【実体験から語る】深視力検査をクリアする方法

目次1 深視力検査とは?1.1 どんな検査?1.2 深視力検査を必要とする免許2 実際にクリアする方法2.1 まずは健康管理2.2 その場凌ぎのワザ2.3 それでも無理だった方3 まとめ 深視力検査と …

【埼玉県警】WRX S4 覆面パトカー現る

 埼玉県警に導入されているWRX S4の覆面パトカーです。基本的に高速隊にて運用されているようで関越自動車道や東北自動車道等で取り締まりを行っています。まさか覆面パトカーとは思わないようで、他県ナンバ …

220系クラウンパトカー 交通機動隊仕様現る!

 モデルチェンジやSUV化の噂で話題のクラウンですが、現行型220系はパトカーとしては導入が始まったばかりです。全国的に先に屋根上の昇降機付きのパトロール仕様が先に導入され、後に昇降機無しの交通取り締 …