現行車であれば軽自動車であってもバックランプにLEDが採用されている時代、しかしゼロクラウンではもちろん電球。以前から暗いと感じていたこともあり、LEDに交換していこうと思います。
今回装着するLEDバルブ
180系クラウンのバックランプはT16という規格のバルブが採用されています。その中で今回選んだバルブはパーシーウッド製のcn-7というバルブです。明るさは600lm、色は6000Kとなっているようです。あまりに爆光で下品なモノや信頼性に不安のあるモノは嫌ですし、価格的にも程々の物が良かったのでコチラを選択しました。
バルブ先端部にがシリコンで覆われている形状となっており、消灯時にLEDの黄色が極端に目立ってしまうようなこともありません。比較的新しい年式の車ですと、レンズの形状的にバルブが丸見えの車も多いのでこれは助かりますね。
元々付いていたT16の電球と比較してみます。全長が2~3mmほど長くなっていますが、よっぽどクリアランスのキツい車でなければ装着可能かと思います。
交換手順
今回の車両は180系クラウンアスリート後期型(非寒冷地仕様)となっています。アスリートの寒冷地仕様ですと外側(トランクではなくボディ側)にバックランプが付くなど、車両の仕様によって異なりますのでよく確認しましょう。今回の車両ではトランクの内張りの下側端部のクリップを1つ外してめくる形で交換します。
クリップはこんな感じで交換していきます。画像で使用しているのはアストロプロダクツの内張りはがしです。
めくるとこんな感じです。今回の車両は購入時よりブレーキランプ4灯化加工が施工済みでしたので、完全なノーマル車両とはやや配線が異なるかもしれません。
画像手前側に見えていた白っぽい部分を反時計周りに回して引っこ抜くと電球が出てきます。こうなったら引っこ抜いて交換するだけ。LEDバルブを差し込んだら逆の手順で戻すだけ。今回のバルブは無極性ですが、念のため点灯確認してか内張りを戻しましょう。点灯確認時のエンジンを掛けた状態でRに入れて車外に出るのは危険ですので、ACC状態でサイドブレーキを確実に掛けて行いましょう。一部の車両でそれが困難な場合は他の人に見てもらいましょう。
交換の効果は?
向かって左がLED、右が元々の電球です。こうして見ても明らかに明るさが違いますね。LEDの色味も変に青白くなく、最近の車の純正と変わらない雰囲気ですね。
次は路面が濡れた状態で夜間という条件でドアミラー越しに見てみます。カメラはマニュアルモードで同じ設定にしています。明らかに照らされている範囲が広くなっています。というか、交換前はほぼLEDのナンバー灯で照らされている感じです。
次はバックモニター越しです。路面が濡れた夜間という悪条件です。バックモニター自体に補正機能があるのか、交換前のほうが明るく写っていますが、全体的に白飛びしてしまっていて良く分かりませんね。明らかに交換後の方がはっきり白線が見えていると思います。
ドレスアップ目的でLED化してみたいという方はもちろん、夜間にバック駐車が多い方には実用面からもおすすめです。価格的にも2000円弱と大して高価ではありませんのでアリかと思います。それでは!